
【本紙評論家・松田雅文の「気分は7号艇」】
近年の夏の暑さは本当に身にこたえます。熱中症が続発するのも分かる気温の上昇ぶりです。
人間がこれだけ暑ければ、エンジンも同じように暑さにやられます。ただでさえ夏は燃焼効率が悪いのに、異常な暑さの近年の状況なら、私が現役時代以上のパワーダウンは必至。出足への影響は否めません。
ただその一方で、徳山はインがものすごく強いレース場。出足うんぬんの話の前に、内寄りコースを確保しないことには勝負になりません。準優、優勝戦の内枠を目指す戦い方に変化はありません。
エンジンは3カ月間使用で、相場も見えてきました。ドリーム組では池田君がいいエンジンを引きました。
ドリーム戦はその池田君を中心視します。イン毒島君がF2で明らかに苦しい状況。対して池田君は3コースなら、まくって良し、差して良しの絶好の位置。エンジンの良さに任せて白星スタートを狙います。
フォーカスは、池田君がまくっての3-4=5、3-4-6が本線。ただ毒島君は、インが強い徳山のコース特性を盾に先マイだけは決めるかもしれません。その場合は池田君がまくり差しての3-1-452です。(本紙評論家)