
ルピナステソーロは昨夏の霧島賞、昨秋の九州産グランプリと佐賀での九州産重賞で3勝目を飾った。熊本県大津町のストームファームコーポレーションの生産。馬主は冨谷昌弘氏。
ルピナステソーロが理想的なレース展開に持ち込んだ。「最内枠で行くことしか考えていなかった」と永森。同タイプの先行馬がそろっていたが、好スタートを決めて先手を奪取。
道中半ばでは後続から激しく迫られる場面もあったが、1回もハナを譲らず、直線で突き放す二枚腰を見せた。永森は「バテる馬じゃないし、力でしのいでくれた」とルピナステソーロの底力をたたえた。
鮮やかに逃げ切ったルピナステソーロ