ケガ明けでも元気たっぷりな山田英明
「久々の地元戦だし、走ると決めていました」。昨年5月のGⅢ(4、1、1、決勝4着)以来となる当地戦に、山田英明(42)=佐賀・89期・S1=は元気たっぷりで報道陣の前へ姿を現した。
前回松戸GⅢは初日予選で乗り上げ落車。「外傷はほとんどなかったけど、打ち身のダメージがありましたね。練習で、もがいてみてもピリッとしないんですよ」。調子は決して万全ではないが、「気落ちはしましたけど、こういう時もありますからね」。S1連続在籍15年目の実力者は、少々のことではへこたれない。
初日12R特選の目標は北津留翼で、これ以上のないパートナーだ。「以前使っていて感触の良かったフレームに換えてみます」。待ち望んだ地元開催。調子は決して良くないが、その中でも最善手を模索して1着スタートを決めに行く。