【武雄競輪・FⅠ井上茂徳杯】「地元で試せてよかった」松下綾馬が補充戦から使い始めた新車で逃げ切り1着


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 A級予選2Rは、先行一車の構成だった松下綾馬(28)=岡山・121期・A1=が逃げ切って、しっかりと本命人気に応えた。

 「差されたかと思ったけど、何とかなりましたね。
1着は久しぶりだし、うれしいですね」。この1着は今期2勝目。前期は90点に迫るところまで成績が上昇し、一時は優出の常連級に名を連ねた。だが次のステップアップを図るところでつまずいた。「前期の終わりから7月に向けて自転車を含めていろいろと試していたら、それが全くうまくいきませんでした」

 一度崩れたリズムを戻すのは大変だったが、前回の地元玉野の補充戦(3着)から風向きが変わりつつある。「ちょうど新車が届いたので、その地元戦で使ってみました。今回の武雄にぶっつけ本番で持っていく前に試せてよかった。いま踏んだ感じも悪くなかったですね」。足元を固め直し、ここから再上昇を狙う。▼準決3Rは3分戦でライン3車と有利。好機からの主導権取りで今期2度目の優出だ。4=3-127。


 ▼6R(金ヶ江勇気)長期低迷にあえぐが、堀川敬太郎のロングスパートを生かして白星ゲットなら流れが変わるかも。6-35-345。

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【武雄競輪・FⅠ井上茂徳杯】「地元で試せてよかった」松下綾馬が補充戦から使い始めた新車で逃げ切り1着

予選2Rで久しぶりに1着をゲットした松下綾馬
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