【ボートレース多摩川・ルーキーS】若林義人が逃げ切ってデビュー3V

優勝盾を手に喜びの表情の若林義人



 多摩川ボートのルーキーシリーズ第14戦は最終日の1日、12Rで優勝戦があり、1号艇の若林義人(27)=静岡・122期・A1=がコンマ06のSから逃げ切り快勝。デビュー3回目、多摩川では初Vを飾った。
2着には3号艇の渡邉健、3着には6号艇の石原光が入り、3連単は7450円の中穴決着となった。




◆多摩川12R優勝




 選 手 名

支部
期別
コース
ST
今節成績


1
1
 若林 義人
27
静岡
122
1
06
215132111


2
3
 渡邉 健
26
東京
122
3
10
531114361


3
6
 石原 光
29
静岡
124
6
27
11433352


4
5
 前原 大道
28
岡山
123
5
19
243413122


5
4
 仲道 大輔
25
愛知
127
4
19
432211132


6
2
 中野 希一
26
埼玉
126
2
03
331231221


 
3連単 7450円(21番人気)
決まり手=逃げ




■ヒーロー

 4日目後半から3連勝と勢いに乗って優出した若林が、優勝戦でも圧巻の走りを披露した。進入は枠なりの2対4。インから1Mを先制すると、3カドの渡邉らに仕事をさせず、そのまま押し切り多摩川初Vを達成した。

 ただ、Sは2号艇の中野希一がコンマ03で自身もコンマ06と早かった。「2号艇が(Fを)切って、自分も切ったんじゃないかなって思った」と不安だったようだが、正常ランプが点灯。そこからは一気に引き離し圧勝劇を演じた。「道中も乗りやすくて出足には自信があった。多少は(差した艇のへさきが)掛かっても離せる自信はあった」とVゲットに笑みがこぼれた。

 今後は2節を挟んで、23日からは若手№1を決めるプレミアムGⅠ・ヤングダービー(宮島)に出場する。「同世代なので負けたくない」ときっぱり。多摩川同様に力強い走りで、今度はGⅠ覇者の称号を手にする。
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