
【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
ヤングダービーの恒例とも言える水神祭ラッシュ。この日はGⅠ未勝利選手が3人、1号艇に組まれ、うち2人がイン逃げに成功して水神祭の祝福を受けた。
まず4Rで中山翔太(21)=三重・130期・A2=が白星。「夕べは寝られなくて…。ホッとしています」と緊張感から解放されて何より。「(早めに1勝できて)焦らずに済むので良かった。この流れに乗れたらいいですね」と次は予選突破へと目標を定める。
6Rの中野希一はイン先マイながらも差されて5着だったが、7Rの宗行治哉(28)=広島・120期・A2=はインから逃げて勝利。こちらも「1周2Mは緊張で訳が分からないターンをしてしまった」とガチガチだったが、どうにか克服。「3日目からは肩の力も抜けると思う」

GⅠ初1着の水神祭で投げ込まれる中山翔太

水神祭で一直線に水面に飛び込む宗行治哉
ともにびしょぬれでほっと笑顔。しかもともに初日の成績も良かったので、予選上位通過の可能性を持って予選後半を戦う。最終日にまた水神祭(GⅠ初V)だって夢ではない。
▼6R 宗行はこの6枠の試練を舟券絡みで乗り越えられると、上位通過の可能性が広がる。125-6=125。
▼12R 4日目に1枠が待つ飛田江己は、ここで井上忠政と澤田尚也に先着できると準優絶好枠のチャンスが拡大。5-12-全。
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水神祭を終えてガッツポーズの中山翔太