【小倉競輪(ナイター)FⅠ】「足をほぐしてもらったおかげ」高橋幸司はかつて練習地にしていた取手の後輩に感謝


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 A級予選1Rは、流れをモノにした高橋幸司(37)=沖縄・99期・A1=がHS前から捲って穴井利久と九州ワンツーを完成させた。

 「突っ張りでも、イン粘りでも、捲りでも何でもするつもりだった」という覚悟で臨むと、本線の深瀬泰我が玉村元気-宮崎康司の香川コンビに脚力を消耗させられる好展開。
6番手の立ち遅れた位置から一気にスパートを決めた。「VTRを見たら展開に恵まれた感じでしたね」と謙そんすると、「黒滝(大翔)君に足をほぐしてもらったおかげ」と東日本大震災後の一時期、練習地にしていた取手の後輩に感謝した。

 「準決は車券に絡む確率が低いと思うけど、精いっぱい頑張りたい」と次走への意気込みを語ると、4Rに出走する黒滝、勝利者インタビューを間近で見ていたガールズの荒牧聖未に向けて笑顔を届け、クールダウンへ向かった。▼準決4Rも一発に期待する。「小倉は風がないのが合っているみたい」。当地の直近4場所で2優出(準優勝1回)の相性を再び発揮する。5-2-37、5-37-137。

 ▼11R(棚瀬義大) 浅井康太が決勝のことを考えて、無理やりにでも棚瀬を残しにいかないか。1-6=257。

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初日予選1Rで6番手捲りを決めた高橋幸司

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