
準優9Rで白星を挙げて笑顔の堀本和也
準優9Rで小波乱の立役者となったのは、3号艇の堀本和也(36)=徳島・111期・A1=だった。枠なり3コースから「決め打ちで行った」というまくり差しが鋭く決まり、1号艇の上村純一を撃破。
SGクラシックV機の30号機が相棒。「(3日目5R、進入固定戦の)チルト1度でもマイナスのような乗り心地だし、エンジンにパワーがある」とそのポテンシャルを高く評価。準優はチルトを0に下げて「バランス型で立ち上がりと掛かりを重視したセッティング。それでも伸びも中堅上位はあるし、3号艇ならこれで行く」と方針を定めた。
前回戦、3月の当地ミッドナイトではDランクの低実績機を引いてしまったが、「乗り心地だけはある」と劣勢感を拭えないままでも優出(6着)までこぎ着けた。それとは比較にならないほど、頼もしい相棒と臨む今節は前回以上の好成績に期待がふくらむ。