【小倉競輪(ナイター)FⅠ】小松原正登はもちろん自力勝負を選択「他地区の選手にマークはできません」


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 今節のA級戦は、地元ルーキー尾野翔一に注目が一点集中。7月の本格デビューから負けなし11連勝を達成し、きっちりと決勝戦に駒を進めた。


 その最終日11R決勝は、尾野が九州ひとりぼっちで単騎。同じく近畿も一人しかいない小松原正登(27)=福井・117期・A1=は、尾野の番手に行こうと思えば行けたのだが「自分も単騎で自力です」ときっぱり言い切った。

 「他地区の選手にマークはできませんし、しませんよ。そんなことをしていたら怒られます」。取り囲んでいた報道陣は小松原の師匠・脇本雄太を想像すると、顔を見合わせて「そうだよね」と一斉にうなずいた。▼決勝11Rは、単騎だからこそ車券的に妙味がある。2番車だけに「位置を取って、あとはいいところから仕掛けたい」。尾野よりも前のポジションから捲って、2-6-1345。

 ▼12R(浅井康太) 懸念材料だった腰痛は、シューズを換えたことで軽減。「明日に向けてしっかりと仕上げたい」と態勢が整いつつある。狙い通りの中団タテ攻撃が決まれば2-4-157。



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【小倉競輪(ナイター)FⅠ】小松原正登はもちろん自力勝負を選択「他地区の選手にマークはできません」

A級11R決勝は単騎で挑む小松原正登が好配当の使者に?



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