【ボートレース若松（ナイター）西スポ杯】武富智亮が道中逆転で通算6回目のV「エンジンに助けられた一節」とメモリアルV機の57号機を絶賛

◆若松12R優勝


着
枠
　選　手　名
年
支部
期別
ｺｰｽ
ST
今節成績


1
2
　武富 智亮
36
佐賀
103
2
16
111311


2
3
　堀本 和也
36
徳島
111
3
15
214211


3
1
　上野 真之介
37
佐賀
102
1
07
121311


4
5
　北山 康介
35
東京
103
5
13
16262


5
4
　上村 純一
45
群馬
108
4
16
12262


6
6
　三浦 洋次朗
36
愛知
110
6
12
22222


　
3連単　8630円（25番人気）
決まり手＝抜き




　4日間にわたって争われた若松ボートの「西日本スポーツ杯」は最終日の25日、12Rで優勝戦があり、2号艇の武富智亮（36）＝佐賀・103期・A2＝が道中逆転で勝利。2023年11月の児島以来、通算6回目、若松では初Vを飾った。2着は3号艇の堀本和也、3着は1号艇の上野真之介が入り、3連単は25番人気の8630円の波乱となった。


西スポ杯の優勝カップを手にする武富智亮


■ヒーロー

　武富、上野の佐賀コンビが席巻したシリーズだった。中でも武富は予選3走をただ一人パーフェクトと圧巻の走り。得点増しの大きいドリーム戦を走った上野に予選トップの座は譲ったが、最終決戦で覇者の称号を手に入れた。

　優勝戦は枠なり2コースからの戦い。イン先マイの上野が1Mのターンで流れ、武富、堀本が差す展開。武富は2Mの旋回で引き波にはまってやや後退したが、HSから2周1Mにかけて上野が堀本に食い下がったことで再び展開が向いた。「上野さんのアシストのおかげ」と1期上の先輩に最敬礼だった。

　「久しぶりに優勝できてうれしい。これまで若松にいいイメージはなかったけど、エンジンが良過ぎ。エンジンに助けられた一節」。自身に久々の優勝をもたらしたメモリアルV機の57号機を大絶賛した。

　今回の若松が九州地区での初優勝。次節は津（10月4日～）に参戦し、その後は大村（14日～）、芦屋（23日～）と九州地区を転戦する。久々のVを弾みに、活発な走りを披露してくれそうだ。（小野亮太郎）

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優勝戦の3周2Mを先頭で回る武富智亮