
エース50号機で機力は文句なしに節一の今井貴士
激戦を制して優出切符を確保した。準優11Rで2号艇の今井貴士(41)=福岡・94期・A1=は2コースから差して2着取りに成功。
機力に関しては誰もが一目置くほどの超抜パワー。準優で競り負けた佐藤が「自分もいい足だけど、今井さんの方が伸びていた」と証言するほどで、本人も「行き足や伸びはかなりいい」と自信満々。「体重が軽ければ、もっとすごい足でしょうけどね」と休み明け2節目で57㎏の体重に苦笑いも、「さすがにエース機です」と相棒50号機には全幅の信頼を置いている。
3日目に成績が崩れたことで首位通過の可能性がほぼ立たれたが、ここからVへのプランをきっちり練り直している。「首位通過がなくなった時点で、センター枠までで優出することに目標を切り替えました。優出しさえすれば、優勝できるパワーですから」
ここまでは下方修正したプラン通りに計画は進行。最後は同じ到達点であるVをもぎ取るのみだ。「今節は差したり、まくり差したりする時に、休み明けのブランクを感じる。まくるレースはブランクは関係ないので、最後は一発決めに行くつもり」。問答無用のまくり一撃。最後も思い描いたVプランをきっちり遂行する。