【飯塚オート(オーバーミッドナイト)一般】飯塚の新人は3連単絡みを逃すも「車は返ってくるようになった」と着実に手応え
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】

 地元38期の新人、田中海斗(24)=38期・B級=は2日目1R、終盤まで先頭を走りながらも最終的には4着。惜しくも3連単絡みを逃した。
それでも「左ハンドルを換えて腰周りも少し変えたら乗りやすくなった。車も返ってくるようになった」。エンジン以外の改良でこれまでと違った手応えを口にした。

 デビューして8カ月。初勝利こそ先月中旬に挙げられた。とはいえ、連に絡めたのはそれだけ。同期が着実な成長を見せるなか、悔しさ、焦りはあった。取材でも悲観的な言葉もしばしば聞かれたが、この日は少し違った。あとは「ちゃんとしたコースを6周回走れたら…」。克服すべき課題はまだ多いが、抜かれても粘れたことに、少しだけ安どした雰囲気は感じた。

 周囲の先輩レーサーは、「少しずつ良くなってはいる。ここ何か月かは開きだした」と評価しつつ、「今はまだそれが持続しない」と苦言も。
2日目に感じた感覚を練習でしっかりと自分のモノにし、「徐々に」進化させていきたい。レーサー人生は始まったばかり。まだまだ伸びしろしかないですよ。最終日は▼1Rは、腰周り調整をもう少し進めて、目指す「3連単絡み」へ。145、156のボックス勝負。


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少しずつ成長してきた田中海斗





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