【熊本競輪・FⅠ松本秀人杯】地元の松川高大が切り替えて一撃「あれだけやってくれれば捲れると思った」

S級11R準決で切り替えて自力捲りを放った松川高大


 S級準決11Rは、自力にチェンジした松川高大(36)=熊本・94期・S1=が1角捲りで2着に粘走。松川を差し切った小林弘和と2人で優出に成功した。


 「(松本)憲斗が別線の脚を削ってくれたおかげです。あれだけやってくれれば、今の自分なら捲れると思った」。突っ張られた松本を早々に諦める形になったが、それでも6番手で態勢を立て直し、松本がいっぱいになった瞬間に捲り発動。後輩の頑張りに応えた。

 決勝は110点オーバーの石原颯と桑原大志が連係する中四国勢が相手で、旗色はかなり悪い。それでも「九州の前(先頭)で、自力自在」ときっぱり言い切った。

 「この大会は前(2019年)に太田竜馬君の番手で優勝しているし、今回も頑張りたい」。後ろを固めてくれる小川勇介-小林と団結し、ひと波乱を呼ぶつもりだ。

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