
3日目に連勝を挙げて、準優1枠争いまで浮上した鈴谷一平
きっちり軌道修正。予選前半は白星のなかった鈴谷一平(31)=兵庫・116期・A1=だったが、3日目は5コースまくりとイン逃げで連勝。
相棒の16号機は素性Cランク評価。現行エンジンの使い納めが近づき、上位機が軒並み出されている今節では中堅あるかどうかのレベルだが、上向きの兆しが見えた。「整備をしてパワーは上がってきた。前半は初日の時の足ならまくれていなかったと思う」。精力的な本体整備で底上げに成功し、好成績に結びつけた。
「ただ、1Mは舟が返ってこなかったし、道中は廣中智紗衣選手に抜かれそうになった。乗りにくい」。4日目は3、2枠の2走。「ペラに集中します」と休みなく手を動かして、準優の絶好枠を巡る争いに備える。