世界リレー2025 女子4×100mリレー決勝が行われ、熱戦が繰り広げられた。
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レース展開として、短距離界の絶対女王S・ジャクソン擁するジャマイカと、パリ五輪金メダルのアメリカのトップ争いが予想されていた。
1走目からジャマイカ、アメリカに加えて、予選を全体1位で通過したスペインが引っ張る展開に。2走、3走でも差はなかなか広がらず、勝負はアンカー対決に。
4走では、スムーズなバトンの受け渡しでトップに立ったスペインを、ジャマイカ、アメリカ、イギリスが追いかける。
アンカー対決を制したのは、大外から脅威の加速を見せたイギリス。スペインは惜しくも2位で、ジャマイカが3位、アメリカは4位という結果になった。
短距離王国ジャマイカとアメリカの一騎打ちに割って入ったイギリスとスペインが好成績を残した。
イギリスにとっては世界リレー初の金メダルとなり、新女王誕生となった。女子4×100mリレーは新構図となり、東京世界陸上での対戦に注目が集まる。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部