「放送が終わって1カ月が経ちますが、プロデューサーはまだ胃が痛いそうですよ(苦笑)。それだけ現場は“地獄”だったんでしょうね」(NHK関係者)
1月から2月末まで放送されていたNHK BSプレミアムのドラマ『鴨川食堂』。
「撮影中からブチ切れて監督や演出と衝突することは一度や二度ではなく、実際に撮影が中断したこともあったそうです。起用する前はプロデューサーも『もう丸くなってるだろう』と高をくくっていたそうですが、考えが甘かったですね」(テレビ局関係者)
さらに、問題はショーケンひとりだけではなかった。
「実は、岩下志麻さんも、連続ドラマの出演は2006年に放送された『花嫁は厄年ッ!』(TBS系)以来、10年ぶりだったんです。岩下さんは75歳とあって、やたらと照明の当たり具合を気にされていました。若手の照明さんに『今、どこに当ててるのよ!』と怒鳴ることもしょっちゅうでしたね。
この話は業界中に知れ渡ることとなり、今後、2人をキャスティングするプロデューサーはいないだろうとまでいわれている。
「このご時世、ギャンブルに出るプロデューサーはいないですからね。ドラマの企画も通りにくい中でキャスティングで揉めたくないんです。この2人に関しては、もう連続ドラマで見ることはないんじゃないですかね」(芸能事務所関係者)
一時代を築いた2人も、寄る年波には勝てなかったということか――。