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ロンブー淳は熱烈交渉、有吉はポケGO「芸人キャノンボール」を発声可能上映で観たい

2016年8月29日 09時45分 ライター情報:井上マサキ
ロンブー、おぎやはぎ、有吉弘行、千原ジュニアなどMCクラスの芸人17人が集結し、対決をしながら静岡から所沢まで車を走らせる『芸人キャノンボール 2016 Summer』(8月24日放送 TBS系列)。3時間にわたる特番は、一本の映画を観たような充足感があった。
藤井健太郎『悪意とこだわりの演出術』(双葉社)。『芸人キャノンボール』演出兼プロデューサーであり、『水曜日のダウンタウン』『クイズ☆タレント名鑑』などを手掛ける。

芸人たちが繰り広げる”借り物競争”


今回の「2016 Summer」は、元日に放送された『芸人キャノンボール 2016』続く第2弾。4チームにわかれた芸人たちが、車でチェックポイントを巡りながらゴールを目指す”借り物競争”だ。

各チェックポイントにはにらめっこなどの対決が用意されており、交渉力や人脈を駆使して制限時間内に勝てそうな人を連れて行かねばならない。着順や対決の勝敗、連れてきた人の属性(「社長」や「身長2m以上」など)によってポイントが加算され、総合点で優勝を決める。

今回のチェックポイントは静岡放送(にらめっこ)、鵠沼海岸(水着美女で騎馬戦)、ヴィーナスフォート(カラオケ対決)、西武ドーム(ホームラン競争)の4ヶ所。絶妙の交渉力で水着美女を集めまくるロンブー淳、デジタルはからきしダメだが地元横浜の地理に強い出川哲朗、他チームのETCカードを抜いて妨害するおぎやはぎチーム、我関せずとポケモンGOを続ける有吉弘行、ヘキサゴンファミリーの人脈を頼るFUJIWARAなど、芸人たちがそれぞれの強みを発揮しながら戦いを繰り広げた。

サイドストーリーをおろそかにしない


『芸人キャノンボール』の画面は近年のバラエティ番組に比べてとても静かだ。画面上部に番組名と次のチェックポイントの情報がある以外、テロップは出演者の発言のみで、字体はシンプルな明朝体。ナレーションや効果音で笑いを付け足すことはなく、スタジオトークやワイプ、CM前の煽りやCM明けの振り返りもない。ロケVTRをつないだドキュメンタリーのような構成になっている。

また、対決の勝敗だけに焦点を当てるのではなく、3時間という長尺をつかって道中の芸人たちのやりとりをじっくり見せる。勝敗に関係ない「サイドストーリー」の部分もおろそかにしない。印象的なのはアンガールズ田中の拉致のくだりだ。

番組が始まってすぐ、ロンブー淳は同じチームの田中(前回有吉チームに所属)を「お前、有吉のスパイだろ」と疑う。淳は「有吉から連絡が来るかもしれないから」と田中の携帯を没収。有吉チームの集合写真に田中が映り込んでいるのも発見し、ますますスパイの疑いを強める。

ライター情報

井上マサキ

1975年石巻出身のフリーライター。元SEで2児の父。スマホアプリ・パパ育児・お笑いを中心に活動中。路線図鑑賞家。ケータイ大喜利第14号レジェンド。

URL:Twitter:@inomsk

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