まるでドローンから撮影したかのように、被写体を俯瞰的に撮影することを一部ラーメンマニアが「ドロ写」と呼ぶらしい。だが、SNSなどではマナー違反だとして、こうした行為に批判的な意見があがっている。

ラーメン店でイスの上に立つ人も?


京都のラーメン店「拳ラーメン」がTwitterで「今、ドロ写って流行りつつあるのですか? 他のお客さんに迷惑がかからなかったらいいけど…。その辺は配慮して欲しいですね。店側としたら(笑)」とツイートしたことにより、ラーメンを「ドロ写」する人々の存在が知れわたった。










高い位置からラーメンの写真を撮影する際、人によっては椅子の上に立つという。そこまでいくと周りも不快なので印象が良くない。

ドロ写については批判的な意見が多く、ネット上では「食べてる横でソレやられたら気分いいモノではないですね。撮影者のラーメンに埃が入るのは勝手ですがコチラのラーメンにもし埃入ったら責任取ってもらわないとね」「椅子の上に立つなんてマナー違反とかのレベルじゃなく不快」「靴を脱いでも臭そうなので絶対NGだからな」といった声が上がっている。

隣の人が写り込んでいるケースも


さらにマナーどうこう以前に、ラーメンを「ドロ写」することの魅力がわからないという人も多く、「被写体が小さくなって美味しそうに見えるわけでもないのにこの撮り方をする意味が分からない」「なにが面白くてこんな撮影してんの?」「センスのかけらも感じないし全く意味が分からない」といった声も。

しかしTwitterには「#ドロ写」というハッシュタグまで作られて、ドロ写で撮ったラーメンの画像が複数アップされている。それらの写真を見る限りでは椅子の上に立っている人は少なそうだが、隣の人の腕や料理が写り込んでしまっていることが多い。

ちなみに料理を美味しく撮る方法としてよくあがるのが、「料理をアップで撮る」「立体感を出すためにちょっと角度をつける」といったもの。

一方ドロ写は「料理を遠くから撮る」「真上から撮影するので角度ゼロ」といった特徴があるので、セオリーとは真逆なように思える。


ラーメンを撮るためイスの上に立つ、「ドロ写」なる行為に批判殺到
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