「食の自由なし、懲罰は罰金ではなく追放、練習1時間前集合」63歳名将、世界的名門チーム復活に向けて規律改革

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フランス代表FWキリアン・エムバペらを擁する世界的スター軍団のレアル・マドリー。



スペインが誇る最強的強豪は、昨季屈辱の無冠に終わった。



若き知将として期待されたシャビ・アロンソ監督をシーズン途中に解任すると、今オフにはジョゼ・モウリーニョを新指揮官として呼び戻した。



63歳のモウリーニョが、レアルを指揮するのは13年ぶりのこと。



『AS』によれば、モウリーニョ新監督はすぐさま古巣の変革に着手したという。規律を確立し、新たなルールを導入したとのこと。



「これまでは選手たちが施設を自由に使い、日々のスケジュールを思い通りに組むことが許されていたが、このポルトガル人監督は、『快適にしすぎない』という点でメスを入れた。



より厳格な管理体制を導入し、トレーニングだけでなく、栄養管理や怪我からの回復など生活全般に影響を及ぼしうるあらゆる側面に及ぶ。



モウリーニョ監督にとってチームの結束こそが最優先事項だからだ。



選手全員とコーチングスタッフが一緒に食事を摂る写真がその好例。これは以前には見られなかった光景だが、このポルトガル人監督は、こうした習慣をチーム作りに不可欠なものと考えている。



関係者たちは、『彼はグループとしての精神や結束力を高めようとしており、それが大きな盛り上がりを生んでいる』、『雰囲気はとても良好』と証言。



その変化は『食事そのもの』から始まっている。



栄養士の役割は、単なる助言者から、朝食や午後の軽食に至るまで厳格かつ計画的なメニューを指示する立場へと変わった。



すべてはパフォーマンスを最大化するために設計されており、個人の気まぐれが入り込む余地はない。かつて選手たちが享受していた食の自由は、もはや過去のものになった。



新たな懲罰規定についても、選手から不満の声が上がるようなことはなかった。



規律違反に対する罰則として金銭的な制裁が科されることはない。その代わりに、グループ練習から離れ、一人でジムでのトレーニングを行うことが義務付けられる。



選手は公式な開始時刻の1時間前には練習施設に到着していなければいけない。それを怠れば、誰であっても罰則が科される。例外はなく、チーム内での序列も考慮されない。



最後は負傷にまつわるもの。リハビリはレアルの練習施設で行われ、外部での治療はなし。



リハビリはもはや個人の問題ではなく、綿密に監視される組織的なプロセスになった。



これらはモウリーニョ監督が嫌っていた古い習慣に代わる新たなルールだ」



モウリーニョ監督はレアルに新たな規律を設けることからスタートしたようだ。



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なお、モウリーニョ監督は、レアルでコンディショニングコーチを担当してきたイタリア人のアントニオ・ピントゥスを解任するように求めたとも報じられていたが、現時点で同氏はチームにとどまっている。



筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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