2026年7月29日、香港メディア・香港01は、中国の人工知能(AI)企業、月之暗面(ムーンショットAI)が新たな資金調達で35億ドル(約5700億円)超を集め、調達後の企業価値が350億ドル(約5兆7000億円)に上昇したと報じた。

記事はブルームバーグの報道として、当初の調達目標額が10億~20億ドル(約1600億~3300億円)だったと紹介。

目標を大きく上回ったことから募集が前倒しで締め切られたとした。

また、8月に開始予定だった新規株式公開(IPO)前の最終ラウンドもすでに前倒しで始まり、年内の香港上場までに企業価値を500億ドル(約8兆1500億円)まで高めることを目指しているとの情報にも言及した。

記事は関係者の話として、次世代大規模言語モデル「Kimi K3」の公開後、同社の1日当たりの売上高が少なくとも6倍に伸びたと紹介した。

そして、その性能が米Anthropic(アンソロピック)やOpenAIの開発する最先端モデルに迫ることから技術業界に衝撃を与え、第2の「DeepSeek(ディープシーク)モーメント」と呼ばれているとした。また、専門家からは米中のAI技術格差が明確に縮まったとの見方も出ていると伝えた。(編集・翻訳/川尻)

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