卓球のWTTチャンピオンズ横浜2026女子シングルス2回戦で、世界ランキング3位の張本美和が同12位の中国の陳熠(チェン・イー)に逆転勝利を収めたが、中国では審判の判定に不満の声が上がっている。
6日の試合で、張本は第1、2ゲームを続けて落として後がなくなるも、第3ゲームを11-5で取り返すとデュースまでもつれた第4ゲームも奪って流れを取り戻す。
しかし、この試合をめぐっては中国で審判の裁定に対する不満の声が噴出している。ポータルサイト・捜狐に掲載された記事は「2-0リードからまさかの逆転、不公平な判定と負傷で陳熠無念」と題し、敗因を以下のように伝えた。
「実力面では陳熠が優勢だったが、肩から首にかけての古傷が試合中に再発したことに加え、不合理な判定も重なった」
「(陳熠は)第1、第2ゲームを奪ったが、激しい攻防が続く中で古傷が突然悪化し、プレーに影響が出た。規定に従って治療のためのメディカルタイムアウト(MTO)を申請したものの、審判に却下され、痛みをこらえながら試合を続行するしかなかった。この不合理な判定が試合の流れを大きく変える結果となった」
問題のシーンでは、陳熠がメディカルタイムアウトを要求するも大会関係者が中国側のベンチを訪れて何事かを説明。最終的に却下されると、中国のテレビ局の実況陣も「なぜ…、なぜ認められないのでしょうか」「この判定は選手の健康を軽視しており、人道的な理念に反している」と困惑した様子だった。
中国のSNS上でも「本当に不公平だ」など判定に対する不満の声が上がる一方、「メディカルタイムアウトは試合中に発生した突発的な新たな負傷である必要があり、以前からある古傷は対象外になることが多い」「いわゆるメディカルタイムアウトは、選手に一時的な休憩や作戦を相談するための口実になっている面がある。本当に負傷しているなら棄権するべき。それが相手選手にとっての公平性というものだ」などと冷静に指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/北田)











