FC町田ゼルビアは30日、日本代表DF中山雄太がツルヴェナ・ズヴェズダ(レッドスター・ベオグラード)に完全移籍したことを発表した。

 すでにツルヴェナ・ズヴェズダは28日に中山を獲得したことを発表。
背番号は「3」となり、3年契約に1年の延長オプションが付随する契約を締結したことが明かされていたなか、町田も完全移籍したことを正式に発表した。

 移籍が決定したことを受け、中山は町田のクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「この度、FC町田ゼルビアを離れ、海外へ挑戦することを決めました。この決断に迷いはありませんでした。今いる環境や町田で積み上げてきたものを考えれば、ここに残るという選択もあったと思います。それでも今の自分にとって、今回が海外へ挑戦する最後のチャンスだと思い、このタイミングで挑戦することを決めました」

「日本に帰ってくる時、これまで積み上げてきたものを一度壊し、もう一度自分自身を再構築しようと決めました。その中で選んだのが町田でした。町田に来た理由も挑戦するためです」

「このクラブでサッカー選手としても一人の人間としても多くのことを学び、経験することができました。藤田社長、チームメイト、スタッフ、関係者、そしていつも熱く応援してくださったファン・サポーターの皆さんに支えていただき、今の自分があります」

「そして何より、今回の自分の決断を理解し海外への挑戦を送り出してくださったFC町田ゼルビアには本当に感謝しています。この挑戦を応援し、背中を押してくれたことはこれから先も決して忘れません」

「今回の海外挑戦は、町田で再構築した自分をここで得たものとともにさらに進化させるための挑戦です。僕の人生は挑戦です。現状に満足することなく自分の目標に向かって、その時に必要なプロセスを一つひとつ進んでいきます」

「町田で過ごした時間や出会えたすべての人、そしてここで得た経験はこれから先も僕の大切な財産です。
本当にたくさんのものを与えてもらいました。心から感謝しています。この感謝を胸に次の場所でも自分らしく挑戦し続けます。FC町田ゼルビアに関わるすべての皆さん、本当にありがとうございました」

 現在29歳の中山は柏レイソルの下部組織出身で、2015年にトップチームデビュー。その後、オランダのズウォレとイングランドのハダースフィールドでプレーし、2024年8月に町田へ完全移籍で加入した。公式戦通算77試合出場5ゴール7アシストという成績を残し、天皇杯優勝やAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準優勝などに貢献した。2026/27明治安田J1リーグでも3試合にフル出場。3バックの一角を務めながら、1ゴール2アシストと攻撃面でも存在感を放っていた。
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