アトレティコ・マドリードに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが全体練習に復帰したようだ。30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やスペイン紙『マルカ』が伝えている。


 FIFAワールドカップ2026期間中に「全員にとって最善なのは移籍すること」と公言し、母国の“レジェンド”であるリオネル・メッシ(現:インテル・マイアミ)がプレーしたバルセロナへの加入を熱望していたアルバレス。しかし、アトレティコ・マドリードは国内のライバルへの売却を断固拒否し、現地時間27日には公式声明にてバルセロナとの交渉を一切行わないと発表した。

 騒動が泥沼化する中、現地時間23日に行われたラ・リーガ第2節ビジャレアル戦に途中出場したアルバレスだが、本拠地『メトロポリターノ』に詰めかけたサポーターから大ブーイングと指笛を浴びせられることに。試合後にはクラブの判断でサポーターへの挨拶を行わず、一人でピッチを後にし、その後は体調不良によって3日連続で全体練習を欠席したことが報じられた。

 しかし、アルバレスは2日間個別メニューを消化した後、現地時間30日日曜日の全体練習に合流した模様。同胞であるGKフアン・ムッソ、クリスティアン・ロメロとともにピッチへ姿を現し、フィジカルトレーニングやロンド(パス回し)、ゲーム形式のトレーニングをこなしたという。ディエゴ・シメオネ監督から「良いぞ、フリアン!」と声をかけられる場面もあったようだ。

 なお、現状で唯一アルバレス獲得の可能性があるとされているアーセナルは、ミケル・アルテタ監督を通じてプレミアリーグ復帰への説得を試みたという。ところが、アルバレスの意思は固く、イギリス紙『ガーディアン』は「バルセロナ以外の移籍を望んでいないと回答した」と報じている。アトレティコ・マドリードが去就に関する決断の期日としていたのは、アルバレスが全体練習に合流した現地時間30日。どのような決断が下されたかは定かではないが、現状ではアトレティコ・マドリード残留の可能性が高いようだ。

 一方、バルセロナはアルバレス獲得の可能性が事実上消滅したことを受け、アーセナルに所属するブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスにターゲットを変更。
すでに移籍は秒読み段階と報じられている。
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