◆JERAセ・リーグ ヤクルト2―8巨人(15日・神宮)

 巨人がボビー・ダルベック内野手(31)の来日初の2発5打点の大爆発で、3位ヤクルトに快勝した。1点を追う4回、奥川から左中間に逆転の14号3ランをたたき込むと、6回には右翼ポール際に2打席連続の15号2ランを放った。

 ダルベックが今季初の1試合2発。日本の投手に慣れてきたことが一番大きな要因だろうけれど、これまでの外国人打者にないところがあるよね。

 それは強引にならない点。2本目で分かるように根気よく粘って粘って逆方向へ打つ。日本の球場の広さも頭に入れて、ボールを長く見て、追い込まれても軽打する。それでもホームランになるということが分かってきたんだね。

 キャンプのころから、フルスイングせずミートに徹するという印象があったけれど、選球眼もいいし、実に堅実で、かつ冷静だと感じる。

 岡本の穴を一人で埋めるのは、なかなか大変だというのは、分かっていたこと。でも、キャベッジと共に長打力という面では、よく頑張ってくれている。ダルベックはこのペースでいけばシーズンで26本ということになるんだけれど、30まで到達するかもしれない。彼が30本塁打すれば、それはイコール巨人が優勝にさらに近づくということだね。(スポーツ報知評論家・宮本 和知)

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