第62回小倉記念・G3(7月19日、小倉競馬場・芝2000メートル)に出走するジョバンニ(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父エピファネイア)。同馬を5つのポイントからチェックする。

【戦歴】

 海外初挑戦だった前走の香港・クイーンエリザベス2世Cでは、ジェイソン・コレット騎手を背に、香港最強馬のロマンチックウォリアーから0秒5差の5着。まだ重賞は勝っていないが、能力はやはり高い。「体調に波がないタイプで、調整はいつも通りです。小回りも問題ないので、タイトルがほしいです」と大久保助手は話した。

【舞台相性】

 24年のホープフルSを含め、重賞では異なる舞台で2着3回と能力は確か。豪州でG1・9勝を挙げる名手で、今回もコンビを組むジェイソン・コレット騎手がJRA初勝利を挙げたのも小倉だ。「小倉は新馬戦以来でも全く不安はない。ひとつタイトルがここで欲しいね」と大久保助手。新馬戦以来の小倉競馬場で、悲願の重賞タイトルをつかむ。

【仕上がり】

 8日の1週前追い切りでは、ジェイソン・コレット騎手を背にCWコースでフウセン(3歳1勝クラス)を3馬身追走。道中は我慢を利かせ、軽快な脚さばきできっちりと併入した。時計は6ハロン82秒4―11秒5をマーク。

杉山晴調教師は「(ラスト2ハロンは)11秒5、11秒5できているので、しまいもしっかり動けていたと思います」と好感触を示した。

 全休日明けの14日、栗東・坂路で調整。大久保助手は「仕上がりはいつも通りで、いい意味で安定している」と順調そうにうなずいた。

 15日の追い切りでは、泉谷楓真騎手(レースはジェイソン・コレット騎手)が乗り、坂路で54秒9―12秒4で追い切った。洗い場では落ち着いた感じで、成長した姿をみせた。大久保助手は「泉谷騎手も、2週前に乗ったときよりいいと。折り合いもついていましたし、うまいことクリアしてくれています」と笑顔をみせた。

【鞍上】

 ジェイソン・コレット騎手は2012年から豪州で騎手免許を取得し、近年は23/24年シーズン72勝(豪州ニューサウスウェールズ地区3位)、24/25年シーズン74勝(同2位)、25/26年シーズン42勝(7月1日現在)をマーク。長年に渡り地区リーディング上位の成績を残し、昨年のドンカスターマイル(ステフィマグネティカ)、今年4月のシドニーC(チェンジングオブザガード)などG1・9勝を挙げる名手だ。

【ハンデ】

 57・5キロ。小倉記念に関しては近年“0・5キロ馬”は要注目。過去10年で該当馬の成績は【1・1・1・3】。

これが前走芝2000メートルの馬に絞れば《1》〈2〉〈4〉〈3〉着。強いかどうかはさておき、結果が出ている。

 サマーシリーズの名の通り、前走2000メートルの馬は過去10年で【9・5・6・53】。22~24年がワンツースリーで、施行時期が変更された昨年も終わってみれば、3勝クラスの垂水S(阪神・芝2000メートル)からの転戦組のワンツー。今年のハンデ0・5キロ組では前走2000メートルはサフィラとジョバンニが該当する。

※本記事は馬トクサイト、スポーツ報知紙面に掲載した記事をまとめたものです。

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