卓球「ノジマTリーグ」の男女12チームの話題をお届けする「TリーグNEWS」第12回は、男子の金沢ポートをピックアップ。昨季は参入3季目で最高成績となるプレーオフ(PO)2位と躍進した。

西東輝監督(34)が取材に応じ、25日に開幕する26―27年シーズンへ「本気で優勝を目指したい」と初制覇を掲げた。今季は地元の大学生とコラボしたホームマッチの盛り上げにも注力する。

 参入4季目での初制覇に強い思いで挑む。リーグ9季目は25日に台湾で開幕し、昨季プレーオフ準優勝の金沢は8月15日に敵地の静岡戦で今季の初陣に臨む。西東監督は「優勝した最高の景色って、どんなにいいんだろう。厳しいシーズンにはなると思うけど、本気で優勝を目指したい」と描いた。昨季はチーム最高の2位にも「めちゃくちゃ悔しかった」と言い、地元・石川に「最高の景色」を届けたいと思っている。

 指揮を執るのが代表取締役(競技部門)と監督を兼務し、清水スポーツの経営、石川県卓球連盟で理事にも就く西東氏。卓球漬けだが、「いろんな肩書を持っている方がいい」と充実の表情。昨季PO決勝で東京に敗れた翌3月28日には新シーズンへ動き出し、海外選手も含めたグループチャットを作り意思統一を行った。6月の合宿を経て、吉田雅己新主将(31)を軸に団結力も感じ「日本一の経験がない」という指揮官を押し上げる。

 他競技からも学ぶ。

6月のサッカーW杯中継で日本代表がインタビューを受ける姿に「卓球選手は控えめな人が多い」と感じた。国内人気の高いバレーボールを見ても「西田有志選手や高橋藍選手も自信を感じる」。「卓球は世界でも強い国だし、そういうマインドは大事」と金沢から卓球界を引っ張る選手を醸成したいという。

 躍進した昨季に続き、勝利に欠かせないのがホームマッチを盛況にすること。今季は観光デザインを学ぶ地元の大学生のインターンを受け入れ、学生と協力して盛り上げる企画を考案中。「うちは選手、事業のスタッフもみんな卓球が大好き」。一丸の卓球LOVEで最高の景色をつかむ。(宮下 京香)

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