北中米W杯で準決勝敗退を喫したフランス代表のDFコナテが17日、イングランドとの3位決定戦(18日・マイアミ)に向けた公式会見に臨んだ。優勝を逃した複雑な胸中を抱えながらも、代表としての誇りを強調した。

 18年ロシア大会以来の優勝、そして22年カタール大会決勝の雪辱という目標が潰えた直後の試合とあり、モチベーションを問われたコナテは、「私たちが持っていた目標を考えれば、決勝でプレーしたかったのは事実。でもこのユニホームを着て、国歌を歌うことは多くの人の夢です。私たちはユニホームへの敬意を払う必要があります」と語り、気丈に戦う姿勢を示した。

 また、現在8ゴールでアルゼンチンFWメッシと並び、得点ランキング首位に立つFWエムバペの心境についても言及。コナテは「個人として、W杯の歴史において得点王として表彰されることは良いこと。キリアン(エムバペ)を知り、毎日一緒に過ごしている私からすれば、彼は1点も取れなくてもこの大会に優勝することを選んだはずです。個人賞をもらえればうれしいでしょうが、優先されるべきはこの大会に勝つことだった」と、チームの勝利を何よりも優先するエースの献身性を代弁した。

 来季、リバプールからRマドリードへの移籍を控えるコナテに対し、決勝の展望を問う質問も飛んだ。

 「どちらがいいというこだわりはありません」と前置きした上で、「もしスペインが優勝すれば、私たちはW杯の勝者に敗れたことになります。22年に起きたこと(決勝でアルゼンチンに敗戦)を考えると、アルゼンチンに対しては少し因縁がありますが、(リバプールで同僚だった)マカリテルは本当の友人の一人で、サッカー界で最も親しい友です。彼が勝ってもうれしいので、どちらが制するかにはこだわりはありません」と明かした。

 悲願の戴冠はならなかったが、フランスの守備陣を支えたDFリーダーは、最後までプロフェッショナルとしての矜持を貫く構えだ。

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