◆第108回全国高校野球選手権北北海道大会 ▽準決勝 旭川龍谷―クラーク(18日・エスコンフィールド北海道)

 旭川龍谷―クラークのスタメンが発表された。旭川龍谷は、背番号10の左腕・鈴木イチロー(3年)が先発マウンドに上がる。

 グラブをはめた右腕を高く上げ、三塁側に体を傾けながら投げるダイナミックなフォームが特徴。ソフトバンクなどで活躍した和田毅氏を参考に、出どころの見にくいフォームをつくり上げてきた。直球の最速は130キロながら大きく縦に割れる変化球とのコンビネーションで、4回戦・帯広北戦でも6回2/3を3安打1失点と好投した。

 ネパール出身の父・ジョーさんがイチロー氏のファンだったことが名前の由来。父は東京でカレー店を営んでおり、自身もカレー好きだ。幼い頃は「名前負け」を気にする時期もあったが、今では「誰からもすぐに覚えてもらえる。自慢の名前です」。同学年の中で五十音順に決まる練習着の背番号は偶然にも「51」となった。

 小学生から続けてきた野球は、今夏限りで一区切りの予定。大学に進学してマーケティングを学び、将来は父と同じく会社を経営するのが夢だ。「野球の父」と慕うイチロー氏の姿を生で見たことはないが、「活躍すれば、もしかしたらイチローさんに自分の存在を知ってもらえるかもしれない。そうなるように、悔いなく高校野球を終わりたい」と話していた左腕。

34年ぶりの決勝を目指し、クラーク打線に立ち向かう。

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