◆サッカー北中米W杯▽決勝 スペイン1―0アルゼンチン(19日、ニューヨーク・ニュージャージー競技場)

 米国、カナダ、メキシコによる史上初の3か国共催となった北中米W杯は、決勝でスペインが延長戦の末、1―0でアルゼンチンを破り、2010年南アフリカ大会以来、2度目の優勝を飾り幕を閉じた。計16会場で104試合が実施され、ピッチ内外で世界中の注目を集めた世界最大のスポーツイベント。

スポーツ報知サッカー取材班が「裏の10大ニュース」をまとめた。

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 ◆北中米W杯の裏10大ニュース

 ▼1位 米トランプ大統領の政治介入疑惑

 決勝T1回戦で米国代表FWバログンがレッドカードを提示されるも、FIFAの裁定で出場停止処分が1年間猶予され、2回戦の出場が可能に。米国のトランプ大統領はFIFAのインファンティノ会長に電話で処分の再検討を要請したことを認め、その後も論争の種に。

 ▼2位 本田語録連発

 日本戦の解説を務めた元日本代表MF本田圭佑の語録が話題に。初戦のオランダ戦から「一にガクポ、二にガクポ、三にガクポ」と名言を残すと、「左足ぴょん」「イケイケドンドン」など、記憶に残るフレーズを連発。

 ▼3位 ユニセフによる奇跡の一枚

 2007年、国連児童基金(ユニセフ)の慈善カレンダーの撮影で、当時20歳のメッシが生後半年足らずの赤ん坊を風呂に入れる写真が撮影された。その赤ん坊はスペインの“神童”ヤマル。新旧バルセロナの10番による奇跡の一枚が決勝カード決定後に話題。

 ▼4位 カボベルデの英雄の人気が爆上がり

 1次L初戦のスペイン戦を無失点で終えてからGKボジニャの人気が爆発。インスタグラムのフォロワー数は開幕前の5万人から爆増し、決勝T1回戦アルゼンチン戦の翌日には2500万人を突破。偉業をたたえて、新種ウミムシの名前にも採用される。

 ▼5位 塩貝健人の発言がブラジルで波紋

 ブラジル戦前の取材でネイマールと現在のブラジルに言及したコメントがブラジル国内で挑発と見なされて炎上。

塩貝のSNSにはブラジルサポーターからのコメントが殺到し、試合後にはクニャが5回の優勝回数を示すジェスチャーであおる。

 ▼6位 ソックス問題

1次L第3戦スウェーデン戦で、ソックスを短く履く中村敬斗にバートン主審が注意。穴あきソックスも規律違反と指摘された。過去2戦は注意を受けなかったことから、中村は「いきなりやれと言われて困惑した」と告白。JFAの宮本恒靖会長も「試合前に指摘されず、試合中にピッチ外へ出るよう指示されるのは、我々にとって非常に不利。どういうアクションを起こせるか再確認したい」と説明した。

 ▼7位 新採用ルールにブーイング?

 前後半の20分過ぎに、選手が給水できるハイドレーションブレイクを今大会から採用。戦術的なタイムアウトの側面を持つ一方で、CMを挟むこともでき、放送局にとっては大きな広告収入のチャンスとなる。従来のフットボール文化に反する施策に欧州勢、南米勢のファンが反発し、試合の度にブーイングが起こることが恒例に。

 ▼8位 エンタメ性あふれるW杯

 決勝ではW杯史上初のハーフタイムショーを実施。マドンナ、ジャスティンビーバーらが熱唱。開会式、閉会式もど派手に敢行。

各試合のスタンドにはトム・クルーズ、ベッカムさんら、多くのVIPが観戦。商業的な施策には批判の声も挙がる。

 ▼9位 開催国メキシコの熱狂

 8万人以上の収容を誇るメキシコシティー競技場が満員になるなど、メキシコ戦は常に満席状態。決勝T1回戦勝利後にはメキシコシティーの独立記念塔近くで勝利を祝うも、100万人のファンが押し寄せた結果、圧迫により4人が死亡。キャンプ地入りの日本代表を「ハポン」コールで熱烈歓迎するなど、メキシコ戦以外でも熱狂した。

 ▼10位 「フォークランド紛争」横断幕問題

 アルゼンチンが準決勝でイングランドとの因縁対決を制すると、試合後にフォークランド紛争を連想させる「Las Malvinas son Argentinas(マルビナス諸島はアルゼンチンのもの)」と書かれた横断幕で勝利を祝福。禁止行為に英メディアなどから疑問の声。

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