J2北海道コンサドーレ札幌MF木戸柊摩(23)が、持ち味の守備力を進化させ、6シーズンぶりの開幕戦勝利をつかみにいく。札幌は6日、J2リーグ戦第1節のホーム・徳島戦(8日)に向け、宮の沢で調整した。

 順調にメニューを消化した木戸は、2~6月に行われたJ2・J3百年構想リーグでチームで唯一、20試合全てに出場した。同様の活躍が期待されるシーズン開幕を2日後に控え「昇降格がある戦いが、やっと始まるなと」。そう心待ちにした上で「全試合に出場させてもらったことで学んだことは多かった。それをこの26―27シーズンにぶつけて、もっと活躍しないといけない」と強い自覚を言葉にした。

 プロ2年目で飛躍を遂げた。百年構想リーグでは、チャンスクリエイト数は23、デュエル(空中戦を除く1対1)勝利数は50と、いずれもチームトップを記録した。攻守のかなめとなったが、木戸は上だけを見ている。「守備だったらボールを取り切れる場面で入れ替わられたりが何回かあったので。そこは百発百中で取れるようにしないといけない。攻撃も1つはがしてチャンスを作ったりをもっと多く演出して、違いを見せないと」。より高レベルのプレーを見せるべく、過ごしてきた成果を発揮していく。

 今季の札幌は、正式契約前の選手を含め、39人の選手がしのぎを削ることになる。

確たる立場を築き上げたといえる木戸だが、その現状に慢心はない。「メンバーから外れるのも20人近くいる状態なので。競争は激しく、誰が出てもおかしくない状況。本当に負けてられないし、気が抜けたプレーをすると次はないと思っているので。1試合1試合を大事にしていきたい」と表情を引き締めた。

 チーム内競争を勝ち抜いた上で狙う2024年以来のJ1復帰へ。木戸は「スタートでこけてしまうと盛り返すのは難しくなる」と4連敗スタートで昇格を逃した昨年を反省。「まずは目の前のヴォルティス戦を全員で戦って、ドームで勝利を挙げたい」。21年以来の開幕戦勝利で、勢いづけにいく。

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