◇明治安田J2リーグ第1節 藤枝2―0仙台(8日・藤枝総合運動公園サッカー場)

 J2藤枝MYFCはホームで仙台を2―0で下し、開幕戦を快勝で飾った。前半12分に、地元藤枝市出身のDF鈴木翔太(29)が先制ヘッドを決め、後半28分にはFW金本毅騎(22)が追加点を決めた。

 1万658人が集まったスタジアムに歓喜を巻き起こしたのは、藤枝市出身のDF鈴木だった。前半12分、Jリーグ最年少出場記録を持つMF北原槙(17)の左からのCK。正確な右足でのキックは、ファーで待ち構えたフリーの鈴木へ。頭で合わせてゴール左下へたたき落とした。

 鈴木は藤枝の高洲南少年団でサッカーを始め、東京学芸大を卒業後に地元に戻ってきた。「蹴球都市の星」と期待されている。勝利の後は、藤色に染まったサポーター席前でメガホンを握り「勝ったぞー!」と絶叫した。

 全員でつかんだ勝利だ。後半7分には、仙台にPKを与えたが、GK吉田舜(29)がセーブ。後半15分には、FW菊井悠介(26)のパスに反応した北原がペナルティーエリア中央からシュート。惜しくも外れたがチームに勢いをもたらした。そして後半28分には、FW金本毅騎(22)が右足で追加点を決めて、勝利を決定的なものにした。

 仙台は明治安田J2・J3百年構想リーグの優勝チーム。森山佳郎監督(58)は、槙野智章監督(39)が広島ユース時代に指導を受けた恩師でもあったが、恩返しの勝利となった。

(甲斐 毅彦)

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