オリックス・九里亜蓮投手(34)が10日、平野佳寿投手兼投手コーチ(42)へ「恩返し」の快投を誓った。9日に今季限りでの現役引退を発表した右腕とは、自身がFA加入した25年から2年間ともにプレー。

先発する11日の楽天戦(楽天モバイル)を前に「メジャーにも行かれたり、活躍してこられた方が退かれるというのは、すごく寂しい気持ちがありますけど…」と本音を漏らしつつ、決意を新たにした。

 「本当にいろんな姿で見せてこられた方。自分も年齢が上の方なので、しっかりやらなければ」。自身もフォークの投げ方を質問したことがあるといい「包み隠さず、全部を教えてくださった」と振り返る。マウンドで打者に立ち向かう気持ち、練習での姿勢、そして年下選手への気遣い。「本当に尊敬できる先輩。いいところを引き継いで、後輩たちに自分も見せていけるように」と慎重に言葉を選んだ。

 この日は大阪・舞洲で調整。「(平野の年齢を)目標としながら、さらに超えていけるように頑張らないと。そういう気持ちは、さらに強くなりました」と、「40歳現役」へのモチベーションも芽生えた。3位・西武と6ゲーム差のチームは今季、仙台で6戦6敗。「常に上の順位を目指している。

誰一人も諦めていない」。鬼門打破で勢いをつけ、レジェンドに最高の花道を用意する。(南部 俊太)

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