◆第108回全国高校野球選手権大会第14日 ▽準決勝 健大高崎1―0天理(20日・甲子園)
天理(奈良)が健大高崎(群馬)に敗れ、1986年(昭和61年)、90年(平成2年)に続く36年ぶり3度目となる3元号での優勝はならなかった。
エース右腕・長尾亮大(3年)は初回に健大高崎の4番・佐藤麻恩(3年)の右前適時打で先制点を献上し、これが決勝点となった。
打線は4安打に封じられた。9回は9番・中西琉威(3年)の先頭安打と犠打、さらに2死から内野安打と四球で満塁。一打逆転の好機で、最後は5番・関村偉千陽(2年)が、この場面から登板した相手の2年生エース・石垣聡志の前に空振り三振に倒れた。4戦2失点で準決勝まで勝ち上がってきた相手投手陣から得点を奪うことはできなかった。
今大会2本塁打を放っていた4番・金本相有主将(3年)は、走者を置いた3度の打席で凡退し、打線に火を付けることはできなかった。3打数無安打1四球に終わり、「チャンスの場面で自分が打てなかったことがこの負けにつながっている」と悔しさをにじませた。
藤原忠理監督は、この日が61歳の誕生日だった。「勝って決勝をプレゼントしたかったんですけど、できなかった」と肩を落とした金本。今後の進路について明言はしなかったが「どんな場面でもしっかり守れる守備と、出塁率を残せる選手になりたい」。準決勝まで勝ち上がった自信も力に、次なるステージへと向かう。










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