第108回全国高校野球選手権で5年ぶり4度目の優勝を飾った智弁和歌山が23日、和歌山市内の同校で優勝報告会を行った。中谷仁監督(47)は、83年春の池田(徳島)を最後に過去4校しか達成していない夏春連覇を目指すと宣言。
歓喜の余韻が残る中、中谷監督が力強く決意表明した。「2年生、1年生は新チームからセンバツを目指し、まだ智弁学園和歌山高校が果たしたことのない夏春連覇、もしくは春夏連覇、こういったものにチャレンジしたいと思います」。再び頂点へと導く覚悟を示した。
優勝を決めた夜、指揮官は新チームを率いる主将に、井本を指名した。甲子園で「3番・右翼」でフル出場し、大会最多11安打で打率6割1分1厘で打線を牽引した。新主将は「チームのことを第一に考えてやっていきたい。まだ1年生、2年生は何も成し遂げていない。一からのスタートになるけれど、自分たちもいい結果を残せるようにしたい」と背筋を伸ばした。
井本は、17年夏から19年夏まで5季連続で甲子園出場を果たした伝説の主将・黒川史陽(楽天)に憧れて智弁和歌山に進んだ。
甲子園は、自分たちが思った以上に成長させてくれる場だと改めて実感した。「いい意味で力がみなぎってくる場所」。11安打にも「ゾーンに入っていました」と振り返る。甲子園練習から「打てる!」という確信があったという。その自信を結果で示し、さらに今度はチームの先頭に立って聖地へと戻るつもりだ。
3年生もバックアップを惜しまない。松本虎太郎主将は「(来年の)センバツで後輩たちは絶対日本一を取ってくれると思う」と期待を込めた。山田凜虎も「全力でサポートしていきたいと思います」と背中を押す。過去3度、夏を制した後の新チームはすべてセンバツ出場を逃している。井本新主将が、先輩たちの思いも背負い、そのジンクス打破へと導いてみせる。(高柳 義人)
◆過去の夏春連覇 過去4校が達成。
◆過去3度の夏全国制覇後の新チーム成績
▼1997年秋 和歌山大会で優勝も、近畿大会1回戦でエース・上重聡(元日テレアナウンサー)を擁するPL学園に3―6で逆転負けで敗戦。98年夏は甲子園3回戦敗退。
▼2000年秋 和歌山大会初戦(2回戦)で有田中央に2―7で完敗。01年夏は和歌山大会開幕戦で和歌山工に1―5で敗戦。
▼21年秋 和歌山大会準決勝で和歌山東に4―5で惜敗。22年夏は甲子園初戦(2回戦)敗退。










![Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41Bs8QS7x7L._SL500_.jpg)
![熱闘甲子園2024 ~第106回大会 48試合完全収録~ [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/31qkTQrSuML._SL500_.jpg)