◆第108回全国高校野球選手権大会最終日 ▽決勝 智弁和歌山4―3健大高崎(22日・甲子園

 第108回全国高校野球選手権は22日、智弁和歌山の5年ぶり4度目の優勝で幕を閉じた。大会本部は今大会から導入したビデオ検証が17件あったと説明した。

判定が覆ったのが6件、残り11件は判定通りだったが、確証がなくて判定通りとなったのが2件あったという。

 日本高野連・井本亘事務局長は「導入の時の大きな目的はより正しい判定を選手、チームに返す。球場で試合をご覧になってる皆さんもそうでしょうし、画面を通じてご覧になってる皆さんもそうだと思いますけど、より納得をしてもらって、次に進んでもらうっていう意味では、一定の成果があったというのは感じてはいます」と話した。当初はバタついたが、回数を重ねてスムーズに運用できたという。

 ビデオ検証は大会第3日、通算6試合目の有明(熊本)と立命館宇治(京都)との一戦で初めて実施。7回、二盗がアウト判定となった有明がビデオ検証を求めたが、判定通りアウトの判断が下された。

 今大会のビデオ検証対象は、ホームラン、エンタイトル二塁打の打球、フォースプレー、タッグプレー(タッチプレー)、キャッチまたはノーキャッチ、フェアまたはファウルなど。アマチュア内規の危険防止ルールに関するプレーも対象。委託した中継局の映像を用い、ネット裏にいる検証のための審判が判断。検証開始から2分以内に確証が得られない場合は、判定通りとなる。各チームが検証を求めることができるのは9イニングで1回。延長戦に入った場合は残り回数にかかわらず新たに1回追加される。

ビデオ検証の結果、判定が変わった場合は1回に数えない。ただし、判定が変わっても9イニングで最大2回までしか求めることができないルールだった。

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