◆JERAセ・リーグ ヤクルト2―9巨人(27日・神宮)

 25年目最初のマウンドはほろ苦いものになった。初回1死二、三塁。

8番・鈴木大を打席に迎えると、ヤクルト・石川はトレーナーに付き添われてベンチへ下がった。左肩痛の発症で交代。池山監督は「左腕がちょっとずつ上がらなくなっていた」と心配そうな表情を浮かべた。

 46歳のベテラン左腕は春先の上半身コンディション不良などもあって2軍で調整を続け、25日に1軍合流。「結果を残せるように頑張るというのがプロ」と抱負を口にしていたが、思うような投球ができない。シンカー、スライダーといった持ち球を駆使するも、決め球を捉えられて被安打5、6失点。わずか24球で指揮官は「追い込むまではよかったが…」と振り返った。

 降板後はチームドクターのチェックを受け、数日間様子をみて今後の対応を決めるという。次回登板について指揮官は「今は何とも言えません」と話すにとどめた。25年連続勝利へ、石川は再びのチャンスを待つ。

 ◆記録メモ

 ▼…46歳7か月の石川(ヤ)が今季初登板。46歳以上で出場は、浜崎真二(阪急)、湯浅禎夫(毎日)、工藤公康(横浜・西)、山本昌(中)、中嶋聡(日)に次いで6人目。

捕手の中嶋を除く5人は投手。

 ▼…初登板の02年から25年連続出場。25年以上続けて出場は8人目。25年以上連続登板は29年連続の工藤公康(西・ダイエー・巨・横浜=82~10年)、25年連続の山本昌(中=86~10年)、三浦大輔(D=92~16年)に次いで4人目。また、この日は先発し、25年連続先発登板は、85~09年の工藤に並ぶプロ野球タイ記録。

 ▼…この日は黒星で25年連続敗戦。27年連続敗戦の工藤(84~10年)に次いで2人目。工藤は3年目からで、新人からは石川が初。

編集部おすすめ