今年6月のプリティポリーSでG1初制覇をしたエストレンジ(牝5歳、英国・デビッド・オメーラ厩舎、父ナイトオブサンダー)が現役を引退し、繁殖入りすることが分かった。英レーシングポスト電子版など複数のメディアが8月28日、英国のチェヴァリーパークスタッドで繁殖入りすることを報じている。

 昨年の凱旋門賞でも注目を集める存在だったが、直前に内視鏡検査で異常が見つかり、出走取り消しとなっていた。今年初戦のレスターピゴットフィリーズSを制すと、プリティーポリーSで連勝を飾り、念願のG1初制覇。管理するオメーラ調教師は「凱旋門賞に挑戦したいと思っており、登録済みです。彼女にとって重要なG1レースでの勝利を、素晴らしい形で成し遂げてくれました」と語っており、秋の大舞台に照準を当てていた。

 レーシングポストの電子版は「凱旋門賞の有力候補だったエストレンジが引退」とトップニュースで報道。昨夏のヨークシャーオークスでは、のちに凱旋門賞で接戦の2着に好走したミニーホークの2着に入った。その後は凱旋門賞に出走できなかったが、英チャンピオンズフィリーズ&メアズSでも2着に健闘。勝ち馬のカルパナは今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制した強豪牝馬だったように、欧州の一線級を相手に好勝負をしてきた。

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