◆テニス ▽全米オープン第5日(3日、米国・ニューヨーク)

 【ニューヨーク3日=吉松忠弘】4大大会4度の優勝を誇る世界ランキング13位の大坂なおみ(フリー)が、苦戦しながらも4大大会区切りの通算80勝目を上げた。ダブルス世界1位で、シングルス42位のカテリナ・シニアコバ(チェコ)に6-2、5-7、6-1の2時間2分でフルセット勝ち。

日本女子の4大大会通算勝利では、杉山愛の84勝に次ぐ80勝の大台に乗せた。

 サーブのトスに苦しんだ。手から球を放すのが遅く、トスが体の後方に流れることで、何度もやり直した。「すごく緊張していて、ボールが手の中で転がり続けていた」。サーブに集中するあまり、ストロークに意識が行かず凡ミスが出た。

 第2セット5-3リードから逆転を許した。「完璧にやりたいと思いすぎた。自分に厳しすぎたせいで、状況を過剰に分析してしまってしまった」。しかし、最終セットには「諦めずにチャンスを待とう」と気持ちを切り替えた。1ゲームしか落とさずに、勝利を引き寄せた。

 この勝利で、4大大会通算勝利数が80勝(28敗)となった。日本女子で80勝以上しているのは杉山愛の84勝(63敗)だけ。

決勝進出で並び、優勝で日本女子4大大会通算最多勝利となる。

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