◆テニス ▽全米オープン第5日(3日、米国・ニューヨーク)

 【ニューヨーク3日=吉松忠弘】4大大会恒例、大坂なおみのファッションショー昼の部の開幕だ。1回戦は夜の部の試合で、NBAの有名選手、アレン・アイバーソンから着想を得たダークなイメージで、真っ黒なウェアでプレーした。

 2回戦は昼の試合で、派手さは夜の部と比べ、やや抑えめ。白いコートのようなものを羽織り、それを脱ぐと、ノースリーブの薄いシルバーというウェアが現れた。

 過去、大坂は4大大会で、好きなファッションをアレンジし、「テニスをプレーするだけじゃおもしろくない」と、アピールしてきた。原点は、13歳の時に、原宿に行き、個々のファッションセンスにインスピレーションを受けたことだという。「ファッションを通じて、みんなが自分らしく主張できるところ」と感じていた。

 今年の4大大会だけでも、さまざまなファッションで、ファンを喜ばせた。全豪では、「クラゲ」がテーマで、長いレースがついた白い帽子、白い傘に、これも白いレース付きのウェアで登場。娘のシャイちゃんが絵本でクラゲに興味を持ったところから発案し、有名なロバート・ウン氏のデザインだ。

 全仏は、黒のビーズとスパンコールをあしらったトップスで入場し、それを脱ぐと「夜のエッフェル塔をイメージした」ゴールドのスパンコールに輝くウェアが登場した。パリ五輪閉会式の衣装も担当したケビン・ジェルマニエがデザインした。

 ウィンブルドンは、ウェアの色に白が規定されている中で、日本の振り袖の着物から着想。白無垢(むく)のイメージから、日本のデザイナー、八木華が手がけた。

全面に鶴と桜の刺しゅうが施され、背中に大きなリボンがあしらわれた。

 2025年の4大大会は、ウェアを契約している「ナイキ」と「花」をテーマにした。全豪は「ひまわり」、全仏は「桜」、全米は「バラ」だった。ウィッグをつけた髪に、桜やバラの飾りをちりばめたり、華やかなイメージをアレンジした。

 第13シードの大坂は、1回戦で、世界101位でロシア出身のアナスタシア・ザハロワに思わぬ苦戦。それでもストレートで勝ち上がり、2回戦では、同42位のカテリナ・シニアコバと対戦した。

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