大坂なおみ、サーブ不調もフルセットの熱戦を制して3回戦進出


「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)女子シングルス2回戦が現地9月3日に行われ、第13シードの大坂なおみ(フリー/世界ランク13位)は、カテリーナ・シニアコワ(チェコ/同42位)を6-2, 5-7, 6-1で下し、2年連続8度目の3回戦進出を決めた。

【動画】大坂なおみ、1回戦から装い新たにして軽やかな装いでコートに現れる&マッチハイライト

28歳の大坂は、ハードコート大会のWTA500ワシントンD.C.で4強、WTA1000トロントで8強と結果を残し、過去に2度(2018年、2020年)制した今大会に突入した。
1回戦では苦戦しながらもアナスタシア・ザハロワ(同101位)を7-6(6), 7-6(3)のストレートで破っている。

注目を集める大坂のウェアは、1回戦でNBAのレジェンドであるアレン・アイバーソンをオマージュしたスタイルを披露。この日は一転し、テニスラケットが刺繍されたジャケットにメッシュのスカートを着用し、軽やかな装いでコートに入場した。

2回戦の相手は、ダブルス世界ランク1位のシニアコワ。対戦成績は大坂の2勝1敗で、直近では昨年のウィンブルドン2回戦にて大坂が6-3, 6-2で勝利していた。

第1セット、大坂は落ち着いた立ち上がりから我慢強く返球し、第4ゲームでブレークに成功。ファーストサーブ成功率は46%にとどまったものの、丁寧なラリー展開でキープを重ねる。5-2で迎えた第8ゲーム、シニアコワに3本のダブルフォールトが出て2度目のブレークに成功し6-2で先取した。

第2セットも相手の隙を突いて鮮やかなバックハンドウィナーを放ち先行する。しかし、不調のサーブを狙われてリードを守れない。流れの悪さはストロークにも影響しはじめミスが急増。第11ゲームで3度目のブレークを奪われて、5-7でセットを失った。


切り替えたい大坂は、第2セット終了後にトイレットブレークを取って間を置く。再び集中力を高めて勝負の最終セットに臨むと、簡単にミスせず粘り強くプレーし開始から3ゲームを連取。リードしながらもラケットを振り切れずにピンチを迎える場面こそあったが、耐えるテニスでリードを守り切ると、第6ゲームでリードを広げて、そのまま6-1。フルセットの辛勝で同大会8度目の3回戦進出を果たした。

試合後のオンコートインタビューで大坂は「本当にタフな試合だった。とにかく戦い続けるしかないと感じていた。第2セットでいくつかの機会を逃し、自分に対して少し厳しくなりすぎてしまった。だからトイレットブレークを取り、気持ちを立て直して戻り、悔いのないようにプレーしようと努めた」と振り返った。

トイレットブレーク中に自分自身へかけた言葉について問われると、「このコートでプレーできること自体が名誉なことだと自分に言い聞かせた。このコートで2試合連続でプレーできるのは本当に大きな光栄。できる限りファンの前でプレーし続けたいので、とにかく全力で戦おうと思った」と明かした。

3回戦では、第23シードのエリーゼ・メルテンス(ベルギー/同20位)と対戦。
直接対決では大坂が6勝3敗としており、今年は芝コートのWTA500バートホンブルクと今大会前哨戦のWTA1000トロントで対戦して、いずれも大坂が勝利している。
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