◆第71回京成杯オータムハンデキャップ・G3(9月5日、中山・芝1600メートル、良)

 サマーマイルシリーズ最終第4戦は16頭立てで争われ、10番人気で三浦皇成騎手騎乗、最軽量ハンデ53キロのピコローズ(牝4歳、美浦・伊藤大士厩舎、父サトノダイヤモンド)が、ゴール前で馬群から鋭く抜け出し、3勝クラスから2連勝で重賞初挑戦Vを飾った。勝ち時計は、1分32秒0。

 2着は5番人気のエコロブルーム(武豊騎手)、3着は8番人気のドロップオブライト(岩田康誠騎手)だった。3連単は33万4980円の波乱決着となった。

 シリーズは3戦目までで、12点獲得のエルトンバローズ(しらさぎS1着、関屋記念5着)が首位。逆転には、クランフォード(5点)、ファンダム(3点)、ミナデオロ(2点)、メタルスピード(2点)の4頭が1着(10点)になることが条件だったが、及ばず、エルトンバローズが夏のマイル王に輝いた。

 伊藤大調教師「一瞬の脚が武器だから、ぎりぎりまで我慢して空いたところでというのが良かっ。枠も良かったですね。内々で脚をためられたのが良かった。

 あんだけの追い切りでプラス体重で出せたから、その時点でいいと思っていた。あんな追い切りできなかったからね。前回も1週前は動いているんだけど、今回は初めての重賞だし勝負の調教をした。これがチャンスだと思って、体が減ったらしょうがないと思っていた。馬がよく耐えてくれました。

デビューから20キロ増えているし、気持ちも強くなった。今後はオーナーと相談していきます。

 (師はヤクルトスワローズのファン)ピコローズの『ローズ』ってみんなバラだと思っているでしょ? スワローズの『ローズ』だからね。パドック見てもらえればわかるけど、尻尾につば九郎ついているからね」

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