元イタリア代表GKトルド氏“ファインセーブ”、自転車盗難を阻...の画像はこちら >>

現役時代のトルド氏 Photo/Getty Images

「やるべきことをしただけ」

インテルやフィオレンティーナで活躍した元イタリア代表GKフランチェスコ・トルド氏が、ミラノ市内で自転車の盗難を阻止した。伊『Gazzetta dello Sport』が伝えている。



事件が起きたのはミラノ中心部のアニェッロ通り。スクーターを止めようとしていたトルド氏は、自転車に乗った若者を別の若者が必死に追いかける不審な光景を目撃したという。

トルド氏は状況を確認すると、すぐさま行動に移した。

「何が起きているのかすぐにわかった。追いかけていた青年に『自転車を盗まれた』と確認できたので、全速力で追いかけて押し倒した」

トルド氏は逃走していた男にヴィットーリオ・エマヌエーレ2世大通り付近で追いつき、体当たりで転倒させて取り押さえたという。結果的に自転車は無事持ち主の元へ返され、盗難は未遂に終わった。

現在54歳のトルド氏は、OB組織である「インテル・フォーエバー」の責任者を務める一方、ミラノ市の市民保護局(プロテツィオーネ・チヴィーレ)でボランティア活動にも携わっている。

事件後には多くの人から声を掛けられたようだが、本人は冷静だった。

「道で気付いた人たちが抱きしめてくれたけれど、私はヒーローではない。ただ、やるべきことをしただけだ」

現役時代は鋭い反射神経と抜群の判断力で数々のピンチを救ってきた名守護神。その“好セーブ”は、引退後もピッチの外で発揮されることとなった。

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