W杯で圧巻の存在感を見せているロドリ photo/Getty Images
アルゼンチン代表との決勝に挑む
日本時間の20日、1ヶ月以上に及んだ北中米W杯はクライマックスを迎える。決勝のカードはヨーロッパ王者のスペイン代表と南米王者のアルゼンチン代表。
そんな決勝戦を前に様々なメディアが予想を報じているなか、W杯期間中、英『THE Sun』にてコラムを書いている元イングランド代表DFカイル・ウォーカーもこの試合の展望を綴った。
リオネル・メッシがいる限り、アルゼンチンは決して油断できないとウォーカーは伝えているが、最終的にはスペインが勝利するだろうと予想している。その理由の一つにスペインの「試合をコントロールする力」を挙げており、今大会圧巻の存在感を見せているロドリを絶賛した。
「シティ時代のチームメイトであり、スペイン代表のキャプテンでもあるロドリは、バロンドール受賞後に負傷が重なり、苦しい時期を過ごしてきた。フランス戦で見せたロドリの姿こそ、怪我をする前に私が毎日のように見ていた彼そのものだった」
「シティでの成績が示すように、ロドリがプレイしている時は10試合中9試合は負けない。それほど彼は試合をコントロールし、ゲームを支配する存在なんだ。彼は自分のリズムでプレイする。ピッチ上での立ち振る舞いはセルヒオ・ブスケツによく似ていて、試合を巧みに操っている」
「そしてロドリは90kgを超える大柄な選手だ。あれだけの体格があれば、ボールを奪い合う場面でも競り勝つ可能性が高い。最もダイナミックなタイプのMFかと言われれば、決してそうではない。それでも、卓越したインテリジェンスによって常に一歩先を行き、試合を読む力でスピード不足を補っている」
「彼は普段物静かな性格だが、自分の考えがある時は、それを周囲にしっかり伝える。チームのためを第一に考える選手であり、チームにとって正しいことだと感じれば、自分の意見を遠慮なく口にする」
「バロンドールを受賞して以降、ロドリはシティで決して順風満帆な時間を過ごしてきたわけではない。
2024年にバロンドールを獲得したロドリだったが、その後は怪我に悩まされ、復帰後もパフォーマンスが上がらない時期もあった。しかし、ウォーカーも言及しているように、再び本来の姿を取り戻したロドリの存在感は凄まじく、今大会でのプレイぶりはバロンドールを獲得した時以上にも思える。
劇的な勝利を繰り返し、カオスな状況を作り出すことができるアルゼンチンに勝つためにはロドリの活躍が不可欠となるが、W杯決勝の舞台でも圧巻のパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみだ。

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