スペインのW杯優勝に貢献したラポルト Photo/Getty Images
クラブとの契約は2028年まで
今回の北中米ワールドカップで優勝したスペイン代表。そのワールドカップで高パフォーマンスを見せたDFアイメリック・ラポルトに、バルセロナ移籍の噂が挙がっていたが、バルセロナは同選手の獲得に動く考えがないようだ。
『Mundo Deportivo』によれば、アスレティック・ビルバオに所属するラポルトは、大会期間中に自らバルセロナへの移籍を希望していたという。ラポルトを巡ってはここ数日、バルセロナ移籍の話題が浮上しており、ワールドカップではパウ・クバルシと強固なセンターバックコンビを形成。安定したパフォーマンスを披露したことで、両者のコンビをクラブでも見たいと期待するファンは少なくなかった。
しかし、指揮官のハンジ・フリック監督は現有戦力に満足しており、センターバックの補強を急いではいないという。フリック監督は退団者が出ない限りは現有戦力で十分と判断しており、左利きのジェラール・マルティンを高く評価しているほか、エリック・ガルシア、アンドレアス・クリステンセン、ロナルド・アラウホ、ジュール・クンデ、そして下部組織出身のアルバロ・コルテスらがおり、現時点でラポルト獲得を積極的に進める考えはないようだ。
また、ラポルトとアスレティック・ビルバオの契約は2028年の夏までとなっており、契約解除条項が設定されていない。そのため獲得するには、契約が2年残るアスレティックとの移籍交渉が必要となるが、バルサとしては、近年起きたニコ・ウィリアムズ獲得を巡る一連の騒動を受け、アスレティックとの対立を再び招く意思はなく、それも獲得に動かない理由の一つと報じられている。
近年、バルセロナはアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得を目指したものの、財政問題や選手登録への不安などから交渉は難航。最終的にニコはビルバオとの契約延長を選択し、一連の交渉を巡って両クラブの関係は悪化したとされている。
ラポルトはルイス・エンリケ監督時代にもバルセロナの獲得候補に挙がっていたが、当時アスレティックは6500万ユーロの契約解除条項を譲らず、交渉は実現しなかった。同選手は最終的に2018年1月にマンチェスター・シティへ移籍。その後アル・ナスルを経て、2025年9月に古巣アスレティックへ復帰した。

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