FIFAがアルゼンチン代表の処分を“緩和” パレデスの10試...の画像はこちら >>

W杯決勝敗北後、スペイン選手に殴りかかったパレデス photo/Getty Images

W杯決勝後の乱闘で厳罰も……

2026年W杯決勝後の乱闘をめぐり、FIFAから厳しい処分を受けていたアルゼンチン代表の選手たちに対する出場停止処分が、事実上緩和されることになった。

英『THE Sun』によると、FIFAはアルゼンチンサッカー協会(AFA)の申請を認め、選手やスタッフに科された国際試合の出場停止処分を、公式戦だけでなく「A級親善試合」でも消化できることを承認したという。



なかでも大きな影響を受けるのがレアンドロ・パレデスだ。パレデスはW杯決勝終了後の乱闘でスペイン代表のガビに手を出したとして、10試合の出場停止と6万6500ポンドの罰金を科されていた。

ナウエル・モリーナには7試合、ティアゴ・アルマダには1試合、スタッフのロベルト・アジャラには3試合の出場停止処分が科されている。

今回の決定により、アルゼンチンが今秋に親善試合を複数組めば、これらの処分を消化することが可能になった。特に2026年秋には9月、10月、11月に国際試合期間があり、A級親善試合を数多く組むことで、パレデスらの出場停止期間を大幅に短縮できる可能性がある。

一方、AFAは処分そのものの軽減も求めており、今回の決定をもって問題が完全に決着したわけではない。AFAはFIFAの懲戒委員会による決定の書面による理由を待ったうえで、FIFAの上訴委員会への異議申し立てを行う方針。最終的にはスポーツ仲裁裁判所(CAS)への申し立ても視野に入れている。

アルゼンチンは決勝後の乱闘だけでなく、大会中にも処分を受けていた。イングランドとの準決勝後に掲げられた「フォークランド諸島はアルゼンチン領」とするバナーをめぐり、スポーツイベントを「非スポーツ的なデモンストレーション」に利用したとして問題視されたほか、観客による差別的・人種差別的な言動などについても責任を問われた。

AFAには総額23万7000ポンドの罰金が科され、次回のホームゲームでは収容人数を50%に制限する処分も下されている。

それでも今回、FIFAが親善試合での処分消化を認めたことで、パレデスらが代表に復帰する時期は当初の想定より大幅に早まる可能性が出てきた。

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