巷のB級ニュース“小”ネタを毎日配信!

3

岡山県津山市で局地的にソウルドリンク化している「瓶チュー」とは

ライター情報:スズキナオ

酒好きの友人から「瓶チュー」というアルコール飲料を知っているか?と聞かれた。瓶チューは、しそ焼酎の「鍛高譚(たんたかたん)」をはじめ、日本酒、ワイン、ウイスキーなどさまざまなアルコール飲料を製造・販売している「オエノングループ」の「合同酒精」という企業が造っている商品で、その名の通り、瓶入りのチューハイだという。

私にとっては初めて聞く商品名だったのだが、日本全国で販売されているのにも関わらず、都道府県別の売り上げランキングでは岡山県がダントツで1位。しかも岡山県の北部にある津山市で特に人気で、津山市の「ソウルリカー」にまでなっているのというのだ。
そこまで聞くと、「なんで津山市で売れているんだろう、津山市に何があるの?」とみなさん疑問に思わないだろうか。私は気になって仕方なくなった。


とりあえず、手に入れた瓶チューを飲んでみる。300ml入りでアルコール度数は7%。レモンの酸味がキリッとして、甘さは控えめ。後味はサッパリしている。丸みのある瓶が手になじみ、パッケージデザインも可愛らしい。だが、味わっただけではなぜ津山市で売れているのか理由がわからない……。


メーカーに聞いてみた


そこで、オエノンホールディングスの広報担当の方に瓶チューと津山市の関係についてお話を伺うことにした。

――瓶チューは全国で販売されているチューハイ飲料ですが、特に岡山県津山市で愛飲されているそうですね。一体なぜなんでしょうか。

「津山市の飲食店の店主さんや酒屋さんが瓶チューの味わいを気に入ってくれたことが大きい要因だと思います。また、津山市の飲食店は、鉄板焼き屋さん、焼肉屋さんなどの専門店が多く、チューハイを瓶のまま提供するスタイルも飲食店のニーズに合っているようです」

――なるほど、確かに瓶のまま提供できればお店側の手間も少なくすみますね。

「瓶チューには『瓶チュー レモン』『瓶チュー ドライ』『瓶チュー プレーン』などのバリエーションがあるのですが、津山市では『瓶チュー レモン』が特に人気です。津山市は昔から和牛の産地としても有名で、牛肉の文化があります。牛肉をよく食べられており、ホルモン焼きもよく食べられています。『ホルモンうどん』もご当地グルメとして有名です。岡山県全般を見ても『えびめし』、『デミかつ丼』など、甘辛いタレを使ったご当地グルメが多く、そうした食の味わいと『瓶チュー レモン』の味わいがマッチするのではないでしょうか」

――ホルモンの脂のうまみとか、濃厚で甘辛いタレにあの後味がよく合うということなんですね。

「『瓶チュー レモン』はレモンの酸味がきつ過ぎず、ほのかに感じる甘みと深み、強い炭酸が特長です。この“ほのかな甘みと深み”が、牛ホルモンの旨みや『ホルモンうどん』の甘辛い味わいと絶妙にマッチするんだと思います」

――ちなみに津山市で瓶チューが流行っているというのはいつ頃からの話なんでしょうか。

「古い話なので詳しい年代は不明ですが、津山市の飲食店の店主さんによりますと、30年前ぐらいから徐々に広まっていったようです。当時は『瓶チュー』という商品名ではなく、前身の『ハイボーイ』という名前で販売していました。津山市の皆さまにはその頃から長く愛していただいています。昔からある当たり前のお酒として受け入れられていて、他県から来た方が瓶チューを気に入ってお土産に買いたいと飲食店にお願いされることもあるそうです」

関連キーワード

ライター情報: スズキナオ

1979年生まれ水瓶座・A型。立ち飲みや無目的な街歩きが趣味。チミドロっていうテクノバンドをやっています!

2017年12月29日 10時00分

コメント 3

  • 確かに普通にある。 通報

    ホルモンも牛肉は津山の方が歴史は上。津山と彦根は肉は特別な土地です

    6
  • はぁ? 通報

    知らないなぁ。 ホルモンの元は兵庫県だよ。

    3
  • 匿名さん 通報

    やったぜ。

    1
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!