大相撲の夏巡業が3日、岐阜・山県市で行われた。幕内・琴栄峰(佐渡ケ嶽)は、土俵下で巡業副部長の山響親方(元幕内・巌雄)の助言の下、四股、腰降ろし、すり足を入念に行って汗を流した。

 琴栄峰は師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)のお願いもあって、前回の春巡業から山響親方とともに下半身強化に取り組んでいる。腰を割りながら時間をかけて踏む四股は、山響親方が現役時代に師匠・北の湖親方(元横綱)から教わったものを、そのまま伝えているという。同親方は「正しい四股は30回踏んだら、もう足腰が立たないぐらいきつくなる。今日も200回踏んだ。春巡業後も太ももとお尻が大きくなっていた」と話した。

 春巡業で下半身強化に取り組んで以降は、夏場所で10勝、名古屋場所では11勝で敢闘賞を獲得し、一気に飛躍を遂げた。夏巡業でも連日継承された四股を踏むが「まだ始まって数日だが、いつまで経っても慣れない。一門も違う中で、そうやって教えてくださることは、とてもありがたい」と感謝した。

 今後は体を仕上げつつ、申し合い稽古にも参加していく予定で「体調を見ながら、場所でしっかり相撲を取れるように頑張る」と意気込んだ。

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