果たしてその通り、圧倒的な進化をもたらしているのか。今までと比べてどのような便利な機能が加わったのか、見ていきたい。なお、今回の検証はiPhone7で行っている。
使用できなくなるアプリがある
まず確認したいのは、自分がメインで使っているアプリがiOS11で動作するかどうかだ。iOS11では32bitアプリが動作しないため、かなりの数のアプリが起動できない。
「設定」→「一般」→「情報」→「App」で、現在インストールされているアプリがiOS11で動作するのか確認することができる。
もしも毎日使っているような重要なアプリが含まれていた場合、アップデートされるのを待つか、iOS11でも起動するような後継アプリを探した方がいいだろう。
また、OSが変わった直後はどうしても不具合が発生するソフトが出ている。人気のゲームアプリだと、「グランブルーファンタジー」において、「β版」利用しているとプレイができない不具合があったようだ。
イベントなど、毎日欠かさず遊び続けたいゲームがある場合は、公式ページやTwitterを確認しよう。
1画面になったコントロールセンター
今回最大の変更点であり、使いこなすと便利になるのが「コントロールセンター」だ。
二画面で構成されていたのが、一画面表示になり、横にスワイプしなくても全て操作できるようになった。ただし、その分だけ操作が複雑になっている。
具体的には、各ボタンのオン/オフだけではなく、3D Touchの深押しによってショートカットを呼び出す仕様になっている。
例えば通信関連の部分を深押しすると、AirDropやインターネット共有のオン/オフができる。照度を深押しすると、Night Shiftへの切り替えボタンが表示される。懐中電灯を深押しすると明るさを調節できるといった具合だ。
ちなみに通信関連のオン/オフは、完全に機能を停止させるのではなく、接続を解除するという操作になるので気をつけたい。通信を完全に遮断するためには、設定からオフにしたり、機内モードを設定しなければならないので注意が必要だ。
コントロールセンターは、呼び出す機能をカスタマイズできる。…
処理能力の問題。アイパッドエアだから
3Dtouchでのアプリ切り替え、iOS11でもできます。