アメリカで人気急上昇中、シリアルバーって何?
シリアルバーの風景
典型的なアメリカ的朝食と言えば「コーンフレーク」と思っていた私は、実際にこちらに来てスーパーマーケットに行き、一つの通路が全て「シリアル」の棚だったことに驚いたものだ。

そして、最近は、学生達の間でサラダバーならぬシリアルバーの「シリアリティー」という店がとても人気があるというのだ。
 
シリアリティーは、各種シリアルを好みで交ぜ、アーモンドや胡桃などのナッツやレーズン、フリーズドライの苺やバナナなど好きなものをトッピングして、仕上げにミルクをかけていくら、というシステムのお店。

そのミルクも無脂肪乳や低脂肪乳、豆乳までお好み次第。おまけにミルクもプレーンでは面白くないっていう方用にミルクに溶ける粉末「キャラメル」「チョコ」「ベリー」等もあり、懐かしの給食ミルメークを思い出してしまった。

「レーズンブランとチェリオにクランベリーと胡桃、あっ上にちょっとココナッツを振り掛けてくれるかしら?」と、こんな感じ。

「自分の食事は自分で責任を持つ時代。お客さま自身がシェフになるという新式の食事のありかたを追求したら、こういう形になったんだ。どんなに不便な場所でもアメリカ人は取り憑かれたように食欲を満たそうとしていて、ウオール街で働く幹部が、デスクの引き出しにシリアルのココアパフを入れていたり、ある大学生は一箱のシリアルがないとレポートが書けないという状態だったりする。今、自分が満足する一杯のシリアルを楽しむにはあまりにも趣味が多様化している。そんな一人一人の好みにあったシリアルをどんな場所でもいつでも食べれるようにすれば、ファーストフードと同様に受けると思ったんだ。アメリカ人だったらシリアルは毎日食べるはず、でもハンバーガーは毎日は食べないでしょ?」と2人の創立者は語っている。

今現在このシリアリティーは特許出願中であるが、今後はスターバックスを超えるくらいの勢いがあるとやらでメディアでかなり注目されている。片手にシリアルのカップを持ちながら歩いている人を見かけるのもそう遠くはないかもしれない。

朝っぱらから甘いシロップがたっぷりかかったパンケーキや、寒い早朝シリアルに冷たい牛乳をたっぷりかけて頬張る欧米人。
しかし彼等に言わせると、朝っぱらから「魚」や「臭い豆」(納豆のことだろう)を食べる日本人の方が奇妙に映るらしいのは、文化の違いでしょうね〜。さて、シリアリティー日本進出なるか。(シカゴ/あらた)