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すごいぞ! 自主特撮の深〜い世界

男なら誰もが抱いたことがあるだろう特撮ヒーローへの憧れ。正義のため、悪者をバッタバッタと倒すその姿に何度心を躍らせたことか。しかし大人になり、そんな幼き思い出も忘れがち。そう考えると年をとるのは悲しいものである。なんかシメっぽくなっちゃいましたが、今回はそんな特撮作品を自主制作している集団の話題。なにやら今、自主特撮がジワジワとキているらしいんです。

お話を伺ったのは、吉祥寺近辺で活動している「オミプロ」さん。もともと代表の小美濃さんが特撮好きだったことから作った個人プロダクションで、現在、7人のスタッフが本業の合間を縫って活動しているそう。今まで「戦隊もの」「ヒーローもの」「人形劇」など幅広いジャンルで、100作品以上も作ったというから驚きである。完成した作品は、自主映画祭などで公開したり、ウェブサイトを見た希望者にDVDで無料配布したり。せっかく作った作品なので、広報活動もしっかりしています。

しかし、特撮というと武器やコスチュームなどお金がかかりそうなイメージがあるが、自主制作ではどのように対応しているのだろうか? 聞いてみるとビックリ、ほとんどの作品が1000円以下の材料費で作られているらしい。100円ショップなどを巧みに利用するとここまで削減ができるのだ。気になるヒーローコスチュームや武器などは、バスマットや発泡スチロールを加工して作っているそう。これはやっぱり好きじゃなくては出来ません。

さぁ、ここまでくるとどんな作品を作っているかが気になるところ。ということで超簡単ではありますが人気作品をご紹介したいと思います。

「快傑探偵 スカイダー」−まるでスーパーマンのようなヒーロー・スカイダーが、悪を倒すストーリー。
「科学特捜 ブレイスパルタン」−近未来の世界で、民間団体が敵を倒す戦隊もの。
「ひめりんご」−白雪姫的なヒロインが、西遊記のようなブタ・カッパ・猿を引き連れて魔女倒しに挑む復讐人形劇。

すごくスッキリまとまっていますね(勝手にまとめたのは筆者ですが)。実際に見せてもらったのですが、これがなかなかのクオリティで、かつ特撮のツボも捉えているので意外と楽しめちゃうんです! 次回予告やオープニング・エンディングなどは、本物の特撮とほとんど変わりなしでした。

さらに調べてみると、このような特撮自主制作集団は世の中にけっこうあるらしい。確かに検索してみてもかなりの数がヒットするが、それだけみんなが特撮を愛しているということだろう。

妙に奥深い自主特撮の世界。懐かしいあの頃に戻りたい方は、ぜひぜひ一歩踏み込んでみて下さい。ちなみに「オミプロ」さんでは現在、次回作「科学特捜 ブレイスパルタン 映画版」のエキストラを募集中(詳しくはウェブサイトをご覧ください)。踏み込みすぎたい方は要チェックです!
(木南広明)

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